株式会社EVC
プレスリリース2007/06/20

高出力無線LANを用いた離島ブロードバンドの実証実験向け映像配信システムに「Bizlat for CATV」提供

STBを使用した辺地・離島などへのVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス提供および技術協力

株式会社EVC(本社:東京都千代田区、代表取締役:国分秀樹、以下EVC)は、富士通ネットワークソリューションズ株式会社(以下 FNETS、本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:長富 紘)が大分県佐伯市蒲江地区にて2007年7月より実施する、辺地・離島など条件不利地域におけるブロードバンドゼロ地域の解消を目指した、ブロードバンド実証実験(以下 本実験)に参加するとともに、映像配信システムに「Bizlat for CATV」を提供することを発表します。

本実験は、FNETSが代表会社となり、EVCや自治体を含む5団体が協力して実施します。

2007年7月から2008年3月にかけて、大分県佐伯市蒲江地区の蒲江浦本土と屋形島間(通信距離約3km)を、FNETSが構築するブロードバンドワイヤレスアクセスシステム(以下 BWA)の一つである、5GHz帯高出力無線LANで接続し、海上伝搬特性を長期的に検証するほか、本土-離島間の通信回線の冗長システムの有効性についても検証を行います。

EVCは、本実験の中で、ケーブルテレビ局様向けに開発したコンテンツアーカイブ&VOD配信統合管理パッケージ「Bizlat for CATV」を提供し、佐伯市様のコミュニティチャンネル番組を、VOD方式で配信するサービスの検証を行います。なお、高齢者の方でも簡単にTV画面で視聴できるよう、視聴端末にはSTB(セットトップボックス)を使用します。

EVCは本実験の経験を活かし、今後も辺地・離島における情報格差解消と均一的な行政サービスを実現するための映像配信システム提案を行うとともに、ケーブルテレビ局様に対してもコミュニティチャンネル番組や地域・行政情報コンテンツをアーカイブし、VODサービスを短期間、低コストで実現できるオールインワンのパッケージソフトウェア「Bizlat for CATV」の拡販を強化します。そして、来るユビキタスネットワークの実現に向けて、最先端の技術提供、製品開発でさらに貢献していきます。

実験環境

株式会社EVCについて

EVCは、インターネットを用いた映像配信、MPEG技術、ネットワーク及びデータベースの専門家が集結し、ブロードバンドを中心とした映像配信システムの開発、システムインテグレーション事業を行うことを目的に、2003年4月に設立しました。

コンピュータネットワーク(イーサネット等)で映像・音声・データを活用し、デジタルアーカイブの作成、管理、配信資産の作成・管理・活用を中核とする領域で社会貢献し、人々に役に立つITテクノロジーの開発・ソリューションを提供しています。

今後もビデオオンデマンドシステムを始めとした映像ソリューションに特化し、映像SIとしてコンサルティング業務にも注力していきます。

また、Optibase Ltd.(Israel) 等の日本事務所として、海外製品の販売・マーケティング支援に貢献していきます。

本リリースおよび
製品に関するお問い合わせ先

株式会社EVC SI事業本部

担当
村川
電話
03-5687-5841
URL
https://www.evc.jp/
お問合せフォーム
https://www.evc.jp/official/inquiry.html

※記載された社名および製品名は各社の登録商標もしくは商標です。

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