株式会社EVC

マイクロソフトが
バーチャルイベントで
大規模配信を実施
Bizlat on Azureと
アドオンによって
高付加価値機能を提供

日本マイクロソフト株式会社様
日本マイクロソフト × Bizlat on Azure

日本マイクロソフト株式会社では、これからの企業活動には「いつでも・どこでも・セキュアに」働ける環境が必須であることを、多くの企業が痛感していることから、今企業が取り組むべきセキュリティのポイントを紹介する「Security Forum 2021」を開催。

各セッションのスピーカーがリモートから登壇する、リアリティのあるバーチャルイベントを実施した。そのオンライン配信のプラットフォームとして採用されたEVCのBizlat on Az ureは、バーチャル空間での新しいコミュニケーションの有効性を実証した。

お客様紹介

日本マイクロソフト株式会社

日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト&クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指します。

〒108-0075 東京都港区港南 2-16-3 品川グランドセントラルタワー
https://www.microsoft.com/ja-jp/

導入のポイント

  1. リモートとスタジオを連携した画期的なバーチャルイベント
  2. Bizlat on Azure がバーチャル空間での新しいコミュニケーションを実現
  3. 視聴者やその動向などを確実に把握しながら、情報保護などセキュリティ面にも配慮

導入の経緯

大規模バーチャルイベントを
Bizlat on Azureで全面支援

”マイクロソフトが実現する、変化に備えるセキュリティ対策”と銘打って、日本マイクロソフト株式会社が2021年3月25日~26日に開催した「Security Forum 2021」は、コロナ禍の状況を踏まえて参加者と登壇者の安全に配慮した画期的なバーチャルイベントだ。

リモートから登壇するスピーカーとスタジオを連携したオンライン配信により、ネットワーク経由ですべてのイベントコンテンツを視聴できる運用形態を取った。

オンライン配信される基調講演
オンライン配信される基調講演

従来とは全く異なる「すべてがデジタル化された」イベントの実施にあたり、日本マイクロソフトでは、映像パートナーとして長年協業し、マイクロソフトジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2018(Media&Entertainment アワード)受賞企業でもある株式会社EVC(以下、EVC)に全面的な支援を依頼する。

これを受けたEVC では、クラウド型 動画管理・配信プラットフォームサービス「Bizlat on Azure」を活用し、動画ソース受領から様々なデバイスでの再生に至るすべての配信機能と、イベント視聴ポータルを提供。この大規模なバーチャルイベントをインフラ面から支えた。

EVCおよびその提供サービス、Bizlat on Azureについて、日本マイクロソフトのイベント担当者は、「より多くの方に安全に参加していただける機会を提供することが大前提でした。更に、参加者の皆様がオンライン配信でコンテンツを視聴できるだけでなく、セッション後のアンケート機能を活用することで、各スピーカーへのフィードバックもできるといった、付加価値も提供可能なイベントにしたいと考えました。

しかし、自社が提供する仕組みだけでこれらを実現することは困難であったため、以前から動画配信で協力頂いているEVC 社に協力を依頼しました。特にEVCが提供するBizlat on Azureは、今回の企画の実現に向け必要不可欠だと考えました」と話す。

Bizlat on Azureは、動画のライブエンコーディングから配信、さらに視聴者側のプレイヤーに至るまで、ライブ配信に求められる全ての機能を一気通貫で提供。さらに、アドオン機能として追加することで、個別の要件にも柔軟に対応することができる。今回のイベントで要求された様々な付加価値機能は、このようなアドオンとして実装された。

アンケート、音声の検索、資料の添付など
格段に優れたサービスを実現

Bizlat on Azure とそのアドオン機能を活用して構築されたイベントサイトは、参加者にとって今までのオンライン配信では決して経験することのできなかった、高いユーザビリティをもたらすものとなっている。ここでは、主要な提供機能をご紹介する。

資料ダウンロードやアンケートの回答が可能な利用者画面
資料ダウンロードやアンケートの回答が可能な利用者画面
アンケート

視聴ポータルの隣りにアンケート枠を設置し、1 回のみの回答制限を設けている。視聴者は各セッション視聴後の記憶の新しいうちに、項目をチェックするだけで手軽にアンケートに回答することができる。イベント運営側は、手作業によるアンケート記述の煩雑さを低減することで、より多くのアンケート回答を得ることが可能。また、開催後のセッションや受講者とアンケート結果との紐づけ作業が不要となり、正確かつ迅速に視聴者からのフィードバックを把握できる。

音声の検索

VOD コンテンツの音声から自動生成されたキャプションテキスト、およびその補正済みテキストに対する検索が可能。これにより登壇者の発言内容を検索キーワードや、ジャンプ再生キーワードとして、音声検索を行うことができ、動画の該当箇所までダイレクトにジャンプすることができる。

資料の添付

各セッションに関連する資料ファイルを添付することが可能。これにより視聴者は即座に資料をダウンロードすることができるので、イベント後に資料請求を行うといった手間を省くことができる。

これらの付加価値機能を含め、Bizlat on Azureの提供機能すべては、PC、タブレット、スマホなどマルチデバイスからの利用が可能となっている。このような選択肢の幅広さによって、あらゆる視聴者、運用者、管理者にとって、利便性に優れたものとなっている。

利用者動向を確実に把握しながら
同時にセキュリティ面にも配慮

EVC 代表取締役の國分秀樹は、運用側の視点から「イベント主催者にとって、どのような視聴者が参加し、どんな行動を取ったかといった情報は非常に重要になりますが、従来の動画配信システムでこれを把握することは、ほとんど不可能でした。Bizlat on Azureでは、ログインによる管理を行うことで、利用者の動向をリアルタイムかつ確実に把握することができます」と話す。

また、これと同時に、今回のイベントでは、利用者の情報保護という面でも十分な配慮がなされた。「視聴者など利用者の情報を社外に出せないという要件は、イベントにはつきものですが、今回のバーチャルイベントも同様でした。Bizlat on Azureでは、視聴者の氏名・メールアドレスといった個人情報を保持せずに、動画コンテンツの視聴状況や接続元デバイスの種類といったアナリティクス機能によって、情報保護を実現しながら、視聴者の動向を把握することを可能にしています」(國分)。

会場でライブ配信の運用を行うEVC スタッフ
会場でライブ配信の運用を行うEVC スタッフ

導入の効果・今後の展開

新たな時代のイベント運営のカタチを
象徴したバーチャルイベントを実現

コロナ禍で実施された今回のイベントだったが、予想をはるかに上回る視聴者と、物理イベントには無い付加価値の提供により、大きな評価を得る形で成功を収めることができた。そして間違いなく、新型コロナウイルス感染症による影響が見られなくなった後でも、「時間を効率的に使える、集わなくても参加できる」というこのような形態のイベントの価値は低下しないものと思われる。

今回の日本マイクロソフト社と同様に、視聴者が居る場所に関わらず、バーチャルな大規模イベントを実施したいと考える多くの企業にとって、EVCが提供する動画配信ソリューションと、そのコアとも言えるBizlat on Azure の価値は、今後ますます高まっていくだろう。

※この事例は2021年4月時点の情報を元に構成しています。
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