株式会社EVC
プレスリリース2006/09/13

CATV局向けVOD配信統合管理パッケージ「Bizlat for CATV」を出荷開始

CATV局が短期間でVODサービスを導入し、簡単な運用を可能としたソリューション

株式会社EVC(本社:東京都千代田区、代表取締役:国分秀樹、以下EVC)は、CATV局が初期導入費用と運用費用を最小限に抑え、保有するコミュニティCHコンテンツや行政情報・地域情報を、短期間でVOD配信することを可能とする統合管理パッケージ「Bizlat for CATV」を、2006年9月13日より発売開始することを発表します。

CATV業界を取り巻く環境は、大手キャリアによるトリプルプレイサービスの本格展開や、スカパー!光、役務法組の台頭、無料VOD配信サイトの躍進などにより、加入者の囲い込み競争がますます激化しています。

これにCATV局が対抗するには、過去の膨大なコミュニティCHコンテンツのVODによる流通や、大手には真似のできないきめ細やかな行政・地域・福祉・防災・教育・農業情報等の提供など、地域密着という強みを活かしたサービス展開が望まれています。

「Bizlat for CATV」は、これらをお手伝いするために、VOD配信するための一連の業務をWebによる簡単なUI操作で画一化し、かつ日々の運用を簡素化できるVOD配信統合管理パッケージです。

「Bizlat for CATV」の特長は以下の通りです

  1. CATV局が保有するコンテンツ資産をVOD配信するための、トータルかつワンストップの機能を提供します。オプションして配信形式へのエンコード業務も承ります。
  2. ウェブ・コンテンツ管理やネットワーク管理を、Webによる簡単なUI操作で行えるため、特別なスキルを必要とせず、誰もが短期間にオペレーションを習得可能です。
  3. コンテンツの情報管理はもとより、視聴開始日や終了日の事前設定機能やウェブページの自動生成機能等を有するため、オペレーションの均一・画一化が図れ、負荷を限りなく低減できます。
  4. ミニマムなシステム構成からスタートでき、お客様のご要望に応じて、ユーザ管理、課金情報管理、DRM管理、ユーザ毎の視聴状況照会・管理などの機能を柔軟に拡張可能です。
  5. 配信形式は、WindowsMediaコンテンツ、MPEG1,2のどちらにも対応しています。

「Bizlat for CATV」は、昨年6月にリリースした映像配信統合管理パッケージ「Bizlat」をベースに、よりCATV局の運用やサービス形態に合わせた機能構成となっています。

また映画などの有料コンテンツのVOD配信を展開の場合、弊社製品である「Bizlat DRM Ver.2.0」と組み合わせることで、著作権の保護と不正アクセスおよび不正コピーへ万全の対策を図り、信頼性のある映像配信サービスも構築可能です。

価格は490万円~で、ハード・ソフト、インストール・初期設定、導入作業、操作教育を含みます。販売はビジネスパートナーに一部委託する他、順次販売パートナーを増やしていく予定で、今年度は10本の販売を見込んでいます。

株式会社EVCについて

EVCは、インターネットを用いた映像配信、MPEG技術、ネットワーク及びデータベースの専門家が集結し、ブロードバンドを中心とした映像配信システムの開発、システムインテグレーション事業を行うことを目的に、2003年4月に設立しました。

コンピュータネットワーク(イーサネット等)で映像・音声・データを活用し、デジタルアーカイブの作成、管理、配信資産の作成・管理・活用を中核とする領域で社会貢献し、人々に役に立つITテクノロジーの開発・ソリューションを提供しています。

今後もビデオオンデマンドシステムを始めとした映像ソリューションに特化し、映像SIとしてコンサルティング業務にも注力していきます。

また、Optibase Ltd.(Israel) 等の日本事務所として、海外製品の販売・マーケティング支援に貢献していきます。

本リリースおよび
製品に関するお問い合わせ先

株式会社EVC SI事業本部

担当
村川
電話
03-5687-5841
URL
https://www.evc.jp/
お問合せフォーム
https://www.evc.jp/official/inquiry.html

※記載された社名および製品名は各社の登録商標もしくは商標です。

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