プレスリリース

WMV,VC-1(SMPTE-421M)ハードウェア リアルタイムエンコーダ「Fathom」を販売開始
~HD DVD, Blu-ray Discの製作者に朗報~
今までの1/10~1/25程度の時間でエンコード可能に

株式会社EVC
2005年12月1日

株式会社EVC(本社:東京都千代田区、代表取締役:国分秀樹、以下EVC)は、HD DVDやブルーレイなどの次世代光ディスクにおいて、ハイビジョンに対応した動画像圧縮方式として採用されているVC-1(SMPTE 421M)(※注1)のハードウェアリアルタイムエンコーダである、米国Inlet Technologies社の「Fathom」(ファソン)の日本国内での販売を12月2日より開始することを発表します。

■2005年11月現在、ハイビジョンにも対応した、VC-1のハードウェアリアルタイムエンコーダは、「Fathom」のみです。またVC-1はMPEG-2の約1/3にする高効率の圧縮技術です。

■今までハイビジョン映像をVC-1やWindows Media 9にエンコードする場合、元の動画の時間数の10~25倍程度かかっていたソフトウェアエンコード処理時間を、「Fathom」はハードウェアエンコード技術を使い、VC-1をリアルタイムにエンコードできます。つまり、ハイビジョン映像のソフトウェアエンコードにかかっていた時間を1/10~1/25に短縮するということになります。
また、標準解像度の映像についても、同様に1/4~1/8あるいはそれ以上に短縮することが可能です。

■アメリカではハイビジョンテレビの普及は、既に2004年に1,400万世帯を超え、2006年までには3,500万世帯と予想されており、日本でもBSデジタル放送受信環境の普及は、2005年9月末で1,053万台を数えるまでに成長しています。さらにハイビジョンに対応したHD DVDやブルーレイなどの次世代光ディスクプレイヤーの発売が来年早々に予定されています。
これらのハイビジョン市場の広がりに対して、ポストプロダクションなどのプロ市場において、一挙にハイビジョン解像度でのVC-1エンコード需要が高まるものと考えられます。
「Fathom」のリアルタイム処理能力により、この市場要求に対応できるものと考えております。

■「Fathom」は米国では2005年4月から販売開始され、ハリウッドの映画会社を含む、100件以上の導入実績があり、次世代光ディスクプレイヤーに対するコンテンツ生産に利用されています。また、VC-1なら現在市販されている殆どのパソコンでハイビジョン解像度でも簡単に再生できることから、ハリウッド映画の製作現場でのラッシュ、プレビュー用に「Fathom」でエンコードされたコンテンツが利用されています。

■「Fathom」はPCに挿入するボードタイプの商品のため、EVCでは「Fathom」の動作に最適なオリジナルPCをぷらっとホーム株式会社と共同開発し、そのPCとのセット販売及び、「Fathom」単体での販売を行います。
ボード単体での価格は2,835,000円から、PCとのセット販売は4,252,500円からを予定しています。

■EVCでは「Fathom」をまず、次世代光ディスクのコンテンツ制作者であるポストプロダクションを中心に販売活動を行います。 また、EVCは昨年よりビデオコンテンツ配信ソリューションである、「Bizlat VOD」を開発・販売しており、すでに、自治体、CATV、予備校、企業等に導入実績があります。今後拡大が見込まれる映像配信サービスに取り組むコンテンツ制作・配信事業者、ISP、CATV、通信事業者に対しても「Fathom」を積極的に販売展開していきます。
販売数については、今後1年間で100本を見込んでいます。
また、「Bizlat VOD」との相乗効果による、システムコンサルティング、開発、各種サーバや映像関連機器の売上増も期待しています。

ご紹介セミナー

東京秋葉原のぷらっとホーム株式会社プレゼンテーションルームにおいて「Fathom」デモを交えた紹介セミナーを行います。参加申込はぷらっとホーム株式会社ホームページより行えます。

ぷらっとホーム株式会社
http://www.plathome.co.jp/seminar/

VC-1(SMPTE 421M)とは…

米Microsoft Corp.が独自に開発してきた動画圧縮技術を世界の標準仕様とするため、「Windows Media Video 9」をベースにした仕様をSMPTE(米国映画テレビ技術者協会)に提案し、「VC-1」(Video Codec 1)と仮称で呼ばれるようになった後、現在ではSMPTEの規格番号の「SMPTE 421M」と呼ばれるようになりました。2005年11月現在はまだSMPTEの最終決定とはなっておらず、規格策定中(Proposed)の段階です。業界の見方では遅くとも2005年末には「SMPTE 421M」という名称にて正式規格となる見込みです。

VC-1の特徴

  1. 最大の特徴は現在市販されているパソコンで特別なハードウェア無しで、ストレスなく再生できることです。
  2. 低解像度動画からHDTV(ハイビジョン)まで同一のアルゴリズムで幅広く対応しています。
  3. 画像データ量をMPEG-2の約1/3にする高効率の圧縮技術で、6~8MbpsからHD解像度に対応可能です。
  4. ハリウッドの映画会社が認めているマイクロソフト社の著作権保護技術MS-DRMに対応しています。
  5. HD DVDやブルーレイディスクなどの次世代光ディスクプレーヤーにおける動画像の圧縮方式としてVC-1、H.264(MPEG-4AVC)、MPEG-2の3つの採用が決定しています。

VC-1の問題点と「Fathom」での解決

株式会社EVCについて

EVCは、インターネットを用いた映像配信、MPEG技術、ネットワークおよびデータベースの専門家が集結し、ブロードバンドを中心とした映像配信システムの開発、システムインテグレーション事業を行うことを目的に、2003年4月に設立しました。ビデオオンデマンドシステムを始めとした様々な映像ソリューションを展開し、映像SIとしてコンサル、開発業務に注力していきます。
また、BitBand Technologies Ltd.(Israel)、 Optibase Ltd.(Israel) の日本事務所として両社製品の販売・マーケティング支援に貢献していきます。

本リリースおよび製品に関するお問い合わせ先

株式会社EVC SI事業本部 営業部
担当:冨田、河村
電話:03-5687-5841

※記載された社名および製品名は各社の登録商標もしくは商標です。

>> 一覧へ戻る

メールでのお問い合わせ

製品・サービスに関する
ご質問・ご相談がございましたら、
お気軽にお問い合わせ下さい。